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投げ竿や投げ専用リールの選び方について、 基本的な投げ釣りのタックルの知識について書いています。


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最初のアタリは絶対見送れ!置き竿が有利

大ギス釣りは、中、小型のキス釣りとはまったく別の釣りとなる。
大ギスとは何cm以上からいうのだろうか。釣り方の違いからいうと、23㎝を超えるくらいから違ってくる。さらに27cmオーバーいなると違いは極端になり、30cmオーバーの巨ギスともなると初めての人には「どんな大物がきたのか」と思うほどの、強烈なアタリがくる。

まず初心者が竿を手持ちの引き釣りをしていて、23cmオーバーのキスがきたら、まず半分が空振り。27cmオーバー級なら80%がダメで、30cmオーバーなら100発100中外れである。

これはキス独特の摂餌特性によるもので、キスは最初のアタリでは決してエサを口の中に入れない。エサの中ほどを口で引っかけて振り飛ばす。そして2度目は、一口でパックリと丸のみする。
ゴカイ類は自然界では、穴から出て泳ぎ回ることはなく、穴の口からちょっと頭を出しているだけで、危険を感じるとサッと穴に潜りこんでしまう。
だからキスは自分の快速を利用し、首をすっこめられないように、穴から出ている一番上の部分を口でくわえて、まず穴から引き出し、上の方に振り上げようとする襲い方をする。

キスはハリに付いているエサでも、全く同じ行動をするので、一発目は小さい魚体に似合わずスカッとさわやかな大アタリをしてくる。
中、小型のキスの場合は、この1撃が前アタリのようになり、自然と第2、第3のアタリまで待つようになる。

ところが、大ギスとなると、その第1撃があまりにも強烈なため、ついアワセてしまう。ハリまで飲んでいないので空振りになるのは当然である。
30cmオーバーの巨ギスになると、何の前ぶれもなく、穂先を2~3mぐらいひったくっていく。一度手が動いて異常感を与えてしまうと、巨ギスはさっと逃げてしまって2度とこない。
大型ギスは置き竿が絶対有利である。

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足を使い、釣り歩くことが大前提。キス専用バリを使えばアワセは不要

キスの数釣りほど上手と下手の差がつくものはない。
といっても、遠くへ正確に仕掛けを投げることさえできれば、そんなに高度なテクニックはいらない。
ただ、キスの特性をまず知ることである。
  1. キスは1尾だけでは行動せず、必ず群れている。
  2. 非常に警戒心が強くて、逃げ足もはやい。
このようなキスの特性から
  1. 足で釣る。つまり1ヵ所で腰を据えて投げていると、オモリの着水音でキスは散ってしまうので、1ヵ所では3投ぐらいにとどめて、ポイントを移動しながら足で釣り歩くこと。
  2. アタリがあっても決してアワセない。アワセをするとオモリと仕掛けが急激に動き、そのショックでキスは散ってしまう。
アタリがあっても、アワさずに同じスピードで引くと、群れているキスが次々と食いついてくれる。ただし、アワさなくてもキスの口にハリが刺さるように、特別にハリ先を鋭くした、投げ釣り専用のキスバリを必ず使うこと。
この2つを守れば、手品のようにキスの数釣りができるようになる。

取り込みの際の巻き取りスピードについては、キスは速すぎるとこぼれてしまうので、オモリが決して水面に浮かないように、ゆっくりと巻き取るのもひとつのコツである。




越冬ギスは深場のおだやかな海に落ちて、ひっそりと春を待っている。
その間、エサも食べるが、夏場ほど活発ではない。

冬のキスは、アタリも小さく、食い込みも遅くなる。できるだけ軟調の投げ竿を使い、1回、2回のアタリではすぐに合わせずに、じっくり待ってからにする。

硬調の竿の場合は、一度糸フケをとってから、リールを逆転してミチ糸をややゆるめて少しフケさせて待つ。
これくらい気を使わないと、エサはつついてもなかなか食い込んでくれない。

釣り場は、やはりあたたかい南の海ほどよいが、日本海でもポイントによっては充分狙える。




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